エフライの感想記

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感想《2018 F1 第5戦 スペインGP》遂に強いメルセデスが帰ってきてしまった件。

5/11からの週末は年に何回かあるモタスポ大量祭りということで、寝ない、ないしは寝不足でレースを見た方も多かったと思います。かく言う自分も予定を一切入れずに、レースづくしの週末を送りましたけどね笑。今週行われたレースは、F1や、それの付随レースであるF2やGP3のスペインラウンド。そしてSF菅生。更にはニュル24h。そしてインディカーのインディGPにWTCRのドイツGPですね(抜け落ちあったらすみません)。フジNEXT民なので、F2やGP3を視聴する手立てはなかったのですが、それ以外は全て見ましたね。しんどかったけど、楽しかったです。そんな数多いレースの中で、今回はF1についての感想を書こうと思います。

 

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先に結果を纏めると、今回のレースはメルセデス、そしてハミルトンの完勝でしたね。予選でPPを獲ると、そのままの勢いでトップチェッカーを受けました。これは、前戦のアゼルバイジャンGPを皮切りに、お目覚めを果たしたのかもしれません…。相方のボッタスもキッチリ2位に入りましたし、強いメルセデスが帰ってきたと考えて間違いないでしょう。フェラーリファンの自分的にはだいぶ怖いですね。

 

で、そのフェラーリですが、相変わらずの不安定さが目立ちましたね。フリー走行と決勝の両方でPU関連のトラブルに見舞われたライコネンは仕方ないとしても、ベッテルの作戦は謎でしかありませんでした。本人曰く、タイヤが終わっていたらしいですが、トラックポジション優先のカタロニアでの余分なピットイン作戦は、一ファンながら得策ではないように思います。まぁレッツゴー作戦をしたらもっと上位で終われたかと言えば微妙ですけどね。次戦が抜けないモンテカルロなだけに、ポンコツ戦略が発動しない事を祈ります。

 

今回のレッドブルは、フェラーリからフェルスタッペンに対して3位表彰台を贈呈された以外には、特に特筆すべき事はなかったと思います。

…いや、あったあった。ありました。VSC解除後に、フェルスタッペンがシロトキンに追突しましたね。元々暴れん坊なフェルスタッペンですが、何か今年の彼は、去年より一層暴れまわっている気がします。落ち着いて走ったら速いのは確実なだけに悔やまれますね。まぁまだまだフェルスタッペンのF1人生は続いていくと思うので、これからに期待しましょう!

にしても、フェルスタッペンが壊したフロントノーズの一部がまるでマリオカートのバナナみたいな事になったのは、流石に危ないと思います。確か、ペレスが踏みつけましたが、09年ハンガリーGPのマッサみたいにならなくて本当に良かったですね。前戦のボッタスのバーストの件といい、マーシャルさんにはもっと頑張って欲しい。

 

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他に気になった点は、今回のレースだけではありませんが、ルクレールやグロージャン。そしてハートレイですね。

 

今年から、アルファロメオの冠をつけ、最新のフェラーリPUを載せ、飛躍を狙ったザウバー。開幕数戦は間違いなく最下位マシンでしたが、バーレーンでのエリクソンの入賞から調子が出てきたのか、最近は中盤争いに殴り掛かってきていますよね。そんな同僚に負けないぞ、と、開幕からスピンが多かったルクレールも安定した走りを魅せ始め、今回のレースをもって2戦連続入賞を成し遂げました。彼は、将来のF1を背負える逸材だと確信しているので、これからの躍進に期待ですね。確かフェラーリ育成でしたっけ。将来が楽しみだなぁ…

 

逆に、グロージャンは、12年の時の彼が戻ってきたのかと思う程酷かったですね。前戦のバクーでの自爆からの「エリクソンのせい」発言も中々でしたが、今回は、フリー走行で連続飛び出しを披露すると、極めつけに、決勝では1周目で見事なドーナツターンを魅せてくれました。確かに、チームメイトのマグヌッセンも、同じように周りから批判されているドライバーですが、現実、彼は現在のハースのすべてのポイントを稼いでいます。対して、グロージャンはシロトキンの並ぶ0ポイントドライバー。新人で、なおかつ遅いマシンに乗ってるシロトキンは兎も角、普通に走れば8番手辺りを走行できるチームに居るグロージャへのプレッシャーは、恐らく凄い事になっている気がします。13年鈴鹿で魅せた素晴らしいグロージャンの復活を切に望みます…

 

ハートレイも、バクーのあわや大惨事のインシデントにFP3のクラッシュ等々や、ガスリーと比べて速さが劣っていることに批判が集まってきていますね。まぁ個人的にはまだ、判断を下すのは早いと思っています。というのも、彼はまだシングルシーターに戻ってから10戦弱だからです。夏休み明けのレースで今現在と同じような事を批判するのも納得だが、まだ第5戦が終わった所。しかも、ハートレイはWECでの実績も充分であります。そういった事情を考慮すると、ハートレイの力はまだまだこんなものでは無いと考えています。きっと何時か、大荒れのレースにて光る走りを魅せてくれるでしょう!

 

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という訳で第5戦の感想でした。メルセデスの復調は、フェラーリファン的には嬉しくありませんが、メルセデス、フェラーリ、レッドブルの三つ巴の優勝争いは見ていて楽しいので、今年のF1は本当に面白いと思います。どうか、この勢いのまま最終戦まで行って欲しいですね。早くも次のモンテカルロが待ち遠しいです…!

 

 

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